花火のように噴き上がる細い針金が余白にちりちりとはみだすのでまえとうしろが反転しそうだと思っていたら、まえとうしろは反転せずにのっぺりと同じ面にはりついてしまってちりちりとした感覚だけがのこった。口をぼんやりあけ、おおきくうでをひろげなが…
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