Tired of correction
そうじゃないの、ということがどういうことなのかわからなくなってしまったので
そうなの、ということにしていたけれどそれはそうじゃないの、でもある
そんなことはどうでもいい、というときのどうでもいいというのは
どちらでもおなじといういみではなくて
どちらにしてもおなじことばをはっするということ
わたしはいみではなくておとをたてているだけなので
みみをすましてほしいといいたいけれどそんなことはどうでもいいだってそうじゃないのだから
あなたはわたしのことをすこしこわいとおもったみたいだけれど
そんなことはどうでもいい
かわいたおととしめったおとがころがる
そうじゃないとおもいながらもひていとこうていがわからないまま
いまはもうおとがのどにつまってしまって
いみにおいこされてしまいそうでからだがこわばってしまって
ただうっすらとほほえむしかないのがやさしさだとしたら
やさしさとはじわじわとたまったはいいろのあめのいろだろう
なにもうつさないあめはただふくをぬらし
ひかりをまちのぞむ